このたびのコロナ禍により多くの文化芸術団体が大きな打撃を受けましたが、それは西日本で最も長い歴史を持つ大阪フィルハーモニーも例外ではありません。大阪が育んだ伝統のサウンドを守り、次世代へ継承していくために、皆様のご支援をお願いいたします。
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大阪フィル・クラウドファンディングにご協力をお願いいたします
コロナ禍による窮地
2020年、新型コロナウィルスは世界中に大きな被害をもたらしましたが、大阪フィルも例外ではありませんでした。
3ヶ月にわたる活動休止を経て、現在は感染拡大防止策を講じながら演奏活動を再開し全力で回復に取り組んでいますが、50本近い公演が中止になっており(延期を含まず)損失は2億円以上にのぼります。財政基盤が脆弱な自主運営のオーケストラにとって回復は容易な道のりではなく、窮地に立たされています。
大フィル・サウンドを多くの方へ
オーケストラのサウンドは長い時間をかけてじっくりと醸成されていくもので、「大フィル・サウンド」と呼ばれる大阪フィルの響きは、皆さまとともに育んできた大切な財産であり、また都市に根ざしたオーケストラは偉大な作曲家がのこした音楽芸術を市民が身近に楽しむことのできる文化装置でもあります。
大阪フィルはこのコロナ禍を乗り越えて、今後も世界水準の演奏で皆様に「街の誇り」と思っていただけるオーケストラを目指していきたいと考えています。
皆さまの力強いご支援をお願い申し上げます。